残された家族が3度泣く
普通の人は、エンディングノート(遺言)など書かないだろう。相続する財産なんて少しだから必要ないと思うだろう。でも、本当に必要なエンディングノートをあなたは知らない。エンディングノートがないために、残された家族が3度泣くという事実をあなたは知らない。
1度目はあなたに対して
2度目はお金に対して
3度目は手続きに対して
私の父が昨年亡くなりました
父は、遺産分割に対しての遺言というよりも、残された私たち家族のことを思って遺言を残してくれました。エンディングノートとも言われている終活ノートです。それは、ファイル1冊にもなる分厚いものでした。10年ほど前から、少しずつ作っていったものがありました。
そこには、3度も泣くことが無いように、亡くなってからの手続きや財産を遺すことを中心に書かれていました。
手続きを間違えると、ずっとお金が掛かるということを知っていたからこそ、そうならないための手続きの手順や自分の希望を、それはそれは細かく書き記してありました。
通常、「遺言」と言うと不動産、株、預金、現金などのお金がからむものをどう分配するかを書くのですが、そんなことよりも家族がけんかしないで、どう手続きをすることが最も財産として遺すことが出来るのかを重点に書かれていました。
【重要】遺産分割でけんかするような家族ならば、正式な遺言を残すことをお勧めします。(裁判で争っても、結局法定相続分通りなどになり、時間とお金の無駄です。)
このサイトには、どうすれば沢山泣かなくて良いか、家族にお金が遺る方法、今するべきことを順番に書きました。きっと参考にして頂けると思っています。
亡くなった時に家族がすること
葬儀・火葬・お墓
・葬儀からお墓まで
まずは、最初の葬儀に関することを知るためには、お墓のことまで考えます。
・亡くなってから火葬まで
病院で亡くなると、直ぐに決めることがあります。ここで気を付けないといけないこと、後々の事まで考えます。
財産をどうする
・財産分与のこと
誰が財産をもらえるの? 財産って何?
・誰が何を相続するかが決まれば書類の作成
どんな書類を書くの? 誰に頼めば良いの?
・重要書類の保管場所が大切
貴重品は、分散させて保管しているので、それをわかるようにしておくと見つけやすいです。
・相続税にはいろいろな控除や軽減措置がある
今、知っておくことで家族に最大限財産を遺せます。
沢山の手続き
・年金や保険のこと
予約をして必要書類を持って社会保険庁に行きます。
・クレジットカードは、
何に使っていたか、請求をストップしてから解約します。
・いろいろな手続きとその順番
解約や退会をするものと、名義変更、承継するものに振り分けて考えます。
・ネット手続きは優先順位を決めて
これが時間が掛かる手続きです。IDとパスワードが大切です。
・パソコンとスマホのパスワード
パソコンとスマホにログインできないと、何もできない。
・手続きはいつから始めれば良いの?
直ぐに始め、同時進行ですることが大切です。
・銀行口座の凍結はいつなるのか?
銀行が知った時点で凍結されます。