財産分与のこと
法定相続人を決める
土地、建物、預貯金、現金、株、貴金属などをどう分割するのかを決めます。その前に、誰が相続人になるのかを決める必要があります。これを法定相続人と言います。
法定相続人は、配偶者とその子供というのが基本で、いろいろなケースがあります。順位付けがされていますので、第一位から順に法定相続人になります。
■私たちの場合の相続
今回、父の残したファイルには、各自への手紙があり、どうやって相続するかが書かれていました。土地、建物、預貯金、現金などなどどうするか、細かく指定してありました。もっとも財産を遺す方法が書いてありました。
今後、母に何かあった時に子への相続をどうするかは、今、きちんと話して決めなさいとも書いてありました。
相続財産に何があるかをはっきりさせる
私の父は、自分の財産目録を作っていました。土地建物なども持分まで全て書いてありました。銀行預金は口座番号、保険は種類や金額などをファイルにしてありました。また、仕舞ってある場所も一覧にしてありましたので、調べる必要が無いようになっていました。
かなり助かりました。これを調べるだけで1か月は掛かるでしょう。
相続税が掛かるか掛からないかは最初に計算する
全ての相続財産がわかったところで、合計金額がいくらになるか大体計算してみます。この辺の計算式は、インターネットで調べてみてください。